ヒューズが切れる前に発熱で電気抵抗値が大きくなる現象を利用して、そこで発生する電圧降下でBMFを駆動し、主回路を切断するサーキットブレーカーです。ヒューズより速くBMFが作動するのでヒューズは切れません。動画ではヒューズがたわむことで通電、発熱していることが分かります。動作時間は実測で400nsec(ナノ秒)です。ヒューズを変えることで容量を変更できます。ヒューズの変わりに抵抗や半導体、コイル、コンデンサーなどを使えば、いろいろな条件に対応して回路を切断するデバイスが作れます。バイオメタルは、わずかな電圧で駆動できるためこのようなデバイスが可能になります。 |