食物を飲み込む蠕動機能を持つ人工食道
東北大学と共同で開発してきた人工食道において、バイオメタルなど形状記憶合金系のアクチュエータを利用した、食物を飲み込む蠕動運動技術が特許登録されました(特4486345号)。
本技術によって、これまで難しかった飲み込む動作ができる柔軟な人工食道を作り出すことが可能となります。これは、再生医療による食道内膜と組み合わせステント状に形成することが可能で、内視鏡だけで挿入できる低侵襲の人工臓器として期待されています。
また、この柔軟な蠕動運動装置は、産業分野でも新しい搬送技術となる可能性もあります。
より詳しい情報は、東北大学のプレスリリースをご覧ください。
2010年4月20日付、日本経済新聞 電子版にもプレスリリースされています。